リモートワークの昨今、名著と名高い『達人プログラマー』にテキストコミュニケーションにおけるコツが書いてあるなと思ったので紹介する。 具体的には『第一章 達人の哲学』に 伝達しよう! という項目がある。
WISDOMを意識する
達人プログラマーの中で WISDOM が紹介されている。 具体的には以下の頭文字を取ったものだ。
- W 何(what) 聞き手に何を知って欲しいか
- I 興味(interest) 言いたいことの中にある彼らの興味とはなにか
- S 洗練(sophisticate) それはどれ位洗練されているか
- D 詳細(detail) どの程度詳細をしりたがっているか
- O 誰の情報(own) 誰にその情報を知ってもらいたいか
- M 動機づけ(motivate) 話を聞いてもらえるには、どうするのか
達人プログラマーも歴史のある本なのでWISDOMについては他にも紹介しているサイトもあるのでそちらを見ても構わない。 ただこれらを満たす具体的なアクションは本に書いてあるのでぜひ、手にとってほしい。 敢えてここで具体的な説明はしない。
達人プログラマーを読もう
達人プログラマーという本は「達人プログラマーになるための考え方」が書いてある。 つまりは達人プログラマーを読んでほしい。 この達人になるための哲学はいつまでも色褪せないので、読んで損はしないはずだ。
また既に一読している人はもう一度読んでみてほしい。改めて共感したり、すでに実践してることが多くあるのであれば達人に近づいている証拠だ。 再読によって自分の成長が見えてくる。 ちょうど自分も最近読み直したことがこの記事を書く動機の一つになった。
他にもオススメ
自分は同じような本に『UNIXという考え方』もよく読み直す。 こちらも同じく哲学の本なので機会があれば読んでみることを強くお勧めする。