そーだいなるらくがき帳

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PHPerKaigi 2025で感じた登壇者の世代交代

 先日開催されたPHPerkaigi 2025に一般参加*1し、技術コーチしている先のメンバーの登壇を支援する機会がありました。 それを通じて、今回感じた感想は「登壇者の世代交代」です。

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 今回特に目を引いたのは、登壇者の顔ぶれです。 元々、PHPerKaigiは「常連」も多いのですが、新しい人たちに門戸を開く登竜門としてのブランドもあります。 ですが、今年は特に20代から30代前半の若手エンジニアが堂々と壇上に立ち、世代交代を感じました。

 実際に自分は次の世代に登壇機会を一定譲っていこうと思っていましたが、そもそもPHPerKaigiではCfPが通らず、そもそも席を譲るのではなく、実力で若者たちが勝ち取っていきました。 これは本人たちの実力もそうですし、自分がPHPerKaigiのメインストリームでは無くなって来たんだろうな、という感覚もあります。

 そういったところからPHPerkaigi 2025を通じて感じた登壇者の世代交代は、技術コミュニティの健全な発展の証と言えるでしょう。 これは「古いものから新しいものへの単純な置き換え」ではなく、世代を超えた知識の循環と進化のプロセスです。

 かつて私が先輩エンジニアから学び、登壇の機会をいただいたように、今度は私たちが次世代に伝え、彼らの成長を支援する恩送りの一つの形だな、と感じています。 そうして世代を超えた知識の連鎖が続くことで、PHPコミュニティは今後も発展し続けるでしょうし、新しい化学反応も生まれるはずです。

 そういう場としてのPHPerKaigiはとても価値のある場所だし、今後も若者の登竜門で有り続けてほしいな。と思うなどしたのでした。

*1:CfPが通らず