どうも @soudai1025 です。
初めての名古屋開催のPHPカンファレンス、最高でしたね。 大成功のイベントだったと思います。
自分も 久々のベストトーク賞を獲ることができて、感無量です。 ということで懇親会までの待ち時間で感想戦を書きます。
CfP戦略
今回は事前にベストトーク賞があることが告知されていました。 ベストトーク賞と獲るためにはもちろん良いトークをする必要がありますが、それ以前にまずトークを選ばれる必要があります。 昨今のPHP界隈のCfP戦略として 色んなテーマで複数のプロポーザルを出す という戦略が選ばれています。
この戦略はプロポーザルを通す確率は上がる反面、自分の話をしたいトークが落ちる可能性もあります。 トークの質は登壇者のパッションや知識、モチベーションの影響もありますし、そもそもトーク内容が参加者にマッチしている必要があります。 しかし、選ばれたテーマが二番手、三番手候補のニッチなテーマだった場合に集客戦略が難しくなってしまいます。
この課題は自分のブランディングがしっかりある人ほどハマりやすいと考えています。 例えば私の場合、データベースの内容と今回のテーマの2つがあった場合、データベースが選ばれる可能性はそれなりに高いでしょう。
もちろんデータベースのテーマで話をしてもベストなトークを目指すのですが、自分が話をしたいテーマの1点突破でいくことで、この問題を回避しました。
登壇テーマの選定
PHPやデータベースではなく、敢えて抽象化という大きなテーマを選んだのには以下の理由があります。
- 初心者から中級者までが関心のあるテーマにする
- 今日から使える内容にする
- 上級者の人が他の場面でスライドを引用できる
このテーマを考えたとき、汎用的なテーマとして、ソフトウェアエンジニアのみんなが身につける内容として、 抽象化 をテーマにしました。 実際に私自身が1on1でアドバイスする内容を取り込んでいて、今後も活用するスライドに仕上がったと思います。
当日の戦略
勝因は前夜祭で潰れるほど飲まずに帰ったことです(真顔)
明日、朝イチいないかもしれない https://t.co/5iuHwQ8Uii
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2025年2月21日
あとはやっぱ自分の中でしっかりと自信がある言語化、理解力のあるテーマであったことが大事だなと思います。 タイムボックスもしっかり調整して、余裕のあるタイムスケジュールで喋れました。 このへんは経験と練習量だなと思います。
登壇資料
ということでベストなトークのスライドです。
おわりに
名古屋、毎年は無理でも隔年でやってほしいくらい最高のカンファレンスでしたね。 近くに美味しいクラフトビールもあるし、ごはんも美味しいし、いろんな人に会えるってのが良きです。 たつきちさん、77webさんを始め、コアスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 今日は朝まで飲みましょう!
ということで今年も始まった月間PHPカンファレンス、今後も楽しんでいこうと思います。 皆さん、来月のPHPerKaigiで会いましょう。