クライアント先の社内ポエムだけど必要になることがあったので転記した。 @nekoya さんにお願いしたらそちらも公開してくれた。:圧倒的感謝:
@nekoya さんの話がとても良かったので僕もポエムを書いてみる。
僕もその昔はもちろん駆け出しのエンジニアで自信が無くて自分を低く見積もったり、ある程度自信があっても 謙虚であることが美徳 と思って自分を敢えて卑下するなんてことをよくやっていた。 脳ある鷹は爪を隠す、なんていうけど確かに周囲に低能力だと思われていたほうが便利なシーンもあるにはある。
しかし少なくとも社会で働く上で 自分の能力を適切に評価する ことは自分にとっても会社にとっても重要なことだ。 その前提の上で、自分を過小に評価することは、あなたの仕事の成果に対して高評価し、認めてくれている人たちにとっては裏切り行為と言える。
例えばとても良い仕事をしたのにも関わらず「私なんてまだまだです。私の仕事なんて誰でもできます。」と言った場合、あなたの仕事はとても価値があることだと認めた上司は節穴なのか?ということになる。
似たような話に 謙遜しない ってのもある。褒められたときに「いえいえ、そんな大したことないです」みたいなこと言っちゃう気がする人は一度、下記のブログを読んでみてほしい。
僕は誰かに褒められたとき、謙遜しないようにしている。 褒められたら「ありがとうございます」「嬉しいです」「照れます」と、はっきり言葉で喜びを示す。 これを心がけはじめた最初のころは意識的だったけど、最近では意識しなくても自然にそう振る舞えるようになった。 これまで何人かに、「それいいですね」と言われることがあって、そういえばこの自分ルールについてちゃんと言葉にしたことがなかったなと思ってこの記事を書いている。
そーだいさんはどうなの?
冒頭でも触れたように僕は謙遜した方がおっさんたちは可愛い後輩に見えるんやろ?って思っていて、かなり卑下するスタイルだった。 これは公務員時代の間違った成功体験から来たものではあるのだけど、処世術としてはあながち間違ってると言い難いところも難しいところだ。
そんな自分が変わったことには一つのきっかけがある。 @RKajiyama さんはMySQLチームのマネージャなのだけど彼の前で「僕はMySQLのことなんもわかってなくて、全然駄目です」みたいなことを言ったら叱られた。 いや、梶山さんの前だったらみんなそうやろ!!って思うけど、でも梶山さんより僕の方がMySQLを知らないことと、僕自身がMySQLのエキスパートとして認知されることはコンフリクトしない。 こうやって僕はエキスパートであること、そしてプロフェッショナルとして振る舞うことを教えてもらった。
増田の「すごい人が卑下するのはどうよ?」って話。僕も卑下する気持ちはわかるし、やってたけど梶山さんのこの言葉をもらってからやらなくなった。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2021年5月13日
僕より強い人は確かにたくさんいる。
でも僕の価値がそれによって変わるわけではないんだよね。 https://t.co/sIptTHhieE
人の限界は誰が決めるわけでもなく自分が決めるわけだけどではそれが他社よりも低いからと言って卑下する必要はないと思うんだよなぁ。役割と責務と報酬がそれぞれ違うだけでそこで楽しめるならそれでもいいしそうあるべき。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2017年7月19日
みんなも仕事で対価をもらう以上、なんらかのプロフェッショナルであるはずだし、プロフェッショナルは自認(これ、さっきのらこらこのブログにも書いてあるから読んでね)なわけなので、今日からプロとして振る舞っていきましょう。 変わるに遅いはありません。
たしかに10代でしか出来ないこともあるが勉強は今からだって出来るし、コードは今からでも書けるので遅いということはない。今始めるのがいつだって一番早いんだ。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2019年10月30日
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2023/11/23 追記
そうは言っても簡単には自己評価を上げていけないんだ。って人向けのhowの話。