とある会社の社内ポエムとして投稿していたのだが、インターネットにも置いておく。
さて自律を勝ち取るとはなんであろうか? 仕事に関していえば、つまりそれは「主体性を持って働く」ということである。 これは先日のリモート飲み会で id:Songmu さんが仰った言葉だ。
これは自分も同意するし、特にリモートで仕事をするっていうのは分散型の働き方なので個々のメンバーが自律をする必要がある。 では自律する、主体性を持つというのはどのようなことが必要だろうか。
セルフマネージメント
リモートワーク、特に非同期に仕事を進める上で重要なことはセルフマネージメントだ。 そのために必要なことを説明する。
issueから始める
別にissueじゃなくてもいいんだけど(おい)なにかにアウトプットすることがとてもとても大切だ。 作業の過程もアウトプットする。 たとえばtimesもその一つだし、githubのissueだったり、esaだったり色々ある。
もう少し、具体的なhowでいえば「今日やること」を宣言してから作業をする。 もちろん、見積もりどおりにいかないこともあるし、わりこみタスクもある。 それを都度アウトプットし、そして日報で振り返る。
すると明日はもっと上手くやれるはずだし、周囲のみんなは何をやっているのかわかる。 つまり、「今日やること」という課題設定をまずは最初にやりましょうと言う話である。 課題を作ればあとはそれを解決すれば良いのである。
適切な問題設定
これを読んでほしい。 大事なことだけ列挙する。
- 課題の見積もりが出来ない、失敗する場合は粒度がデカイ
- 同じ課題が繰り返される時、それは課題の本質を解決してない
- 課題の設定がうまく行けば進捗が出る
- 進捗は全てを解决する
つまり、自分のやることの課題設定が上手く行けば、仕事がスムーズに進捗する。
オーナーシップ
結論からいうと適切な問題設定のために必要なことが主体性を持つ。オーナーシップを持つということだ。 では主体的に持つということを分解していく。
危機感を持つ
オーナーシップをどこに持つのか?仕事、組織、プロダクト、などスコープの対象は様々ある。 当事者意識と言われたりするし、DevOpsだってSREだってオーナーシップの発揮の結果の一例だ。
オーナーシップは与えられるものではなく、自分自身から生まれてくるものだ。 では生み出すためには何が必要だろうか?それは危機感だ。
そして危機感は問題意識、つまりhowに対するwhyから生まれる。 自分たちのチーム、プロダクトで行われてる仕事に対して「なぜだろう?」を持つことが必要なのだ。
なぜだろう?を繰り返した先に「このままじゃダメだ」という危機感が生まれる。
自分が決める
危機感が生まれるだけではオーナーシップは発揮されない。 「このままじゃダメだ」から「だから自分が問題を解决する」のアクションが必要だ。 それがオーナーシップであり、主体的に仕事をするということだ。
変化への熱狂(おまけ
変化はいい効果を生むがそれに熱狂してはいけない。 これも同様に id:Songmu さんが後述のリモート飲み会の中で紹介された言葉だ。 今は コロナというきっかけで大きな変化をしているフェーズ なので様々なことが変わっている。 そこで大事なことは「変化が緩やかになって当たり前になった時にどうするか?」ってことを意識してアクションしていくことだ。
つまり、リモートが継続されても、オフィスにまた集まって働くとしても自律した上で仕事をすることは大事で、今の変化に依存するのではなく、自分自身がこれを機に自律することが大事なのだ。
そして今、まさに変化が緩やかになっていることを感じる。 コロナ禍とリモートワークというインパクトが薄れ、当たり前になりつつある今こそ、もう一度自律を勝ち取ることを意識するタイミングではなかろうか。
噂のリモート飲み会の内容
先日のリモート飲み会での話はいい話なのでニコ生の話を聴いてほしい。 57:29頃からそのへんの話をしてる。
まとめ
自律を勝ち取っていこうな!!!
Another Story
自立だと思ってたら出典元が自律だ!って話になってたしかに~ってなったので自律に書き直した。
自分の中でスケジュール設定したりしながら回す、はセルフマネジメント(自立)だけど、メンバーと会話し、チームと向き合っていくのは自立だと思うんですよね。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) October 6, 2020
つまり分散型リーダー、って意図でした。
自律分散なのでやっぱ自律かなー
— songmu (@songmu) 2020年10月6日