そーだいなるらくがき帳

そーだいが自由気侭に更新します。

モニタリングは難しいから知ってる人に教えてもらうイベントを主催してきた

Mackerel / NewRelic / Elasticsearch Seminar という夢のコラボーレーションのイベントで登壇してきました。3サービスそれぞれ強みがあって、勿論競合する部分(代替できる部分)もあるのだけど組み合わせて使うことが多いと思っているサービスです。次は「住み分けにこんなユースケースあるよ」みたいな話が出来れば聞きたいのでそういう企業で喋りたい人、絶賛大募集中です。

登壇について

で私の資料はこちら。

speakerdeck.com

インフラエンジニアからすると知ってて当たり前のtopコマンドの見方みたいな話になってます。でもtopは今を知るためのコマンドで歴史を知るためにはモニタリングが必要です。そして歴史(履歴)が無いと障害対応の時に比較することができません。これは id:y_uuki くんが言ってる下記のツイートがまさにそのとおりだと思っています。

おまけ

ちなみに私の資料にあるとおり、内容は同僚の id:a-know さんのこちらに全て載っています。すごく詳細にMackerelで取れるシステムメトリックについて載っているのでこのスライドを読んで気になった人は是非一読ください。彼は最高のCREです。

blog.a-know.me

それとMackerel本、id:a-know さんも著者の一人でいい本なのでこちらも合わせてどうぞ。

soudai.hatenablog.com

モニタリングについて

モニタリングは職人芸って話、私もエンドユーザと話をしていて感じる所がありますし、私自身がインフラエンジニアとして感じる所があります。例えば得意のRDBMSにしてもOracleDBとPostgreSQLMySQLでそれぞれ当然違いますし、サービスの特性によってもモニタリングすべき指標や問題切り分けの方向性が変わってきます。この辺は機械学習によってより便利なツールが増えていくことは間違いないと思いますがまだまだ職人芸の領域だなと感じてます。だからこそモニタリングの知見を共有する場を作って行く必要があるなと感じていますし、Mackerelはモニタリングツールである以上にコミュニティなので参加している皆さんにそういう知見を与える場所になっていきたいと思います。

イベントの主催者として

元々はAWS Summitにブース出展した際にNewRelicの営業さんがブースに立ち寄ってMackerelの質問をされたのがきっかけです。彼は社交辞令で「今度一緒にイベントをしましょう!」と言ったのかもしれません。でもそこはすぐ信じて更に行動力に定評のあるそーだいさんなのですぐ企画しました。でも6月から間が空いたのは「NewRelicとMackerelはお互いに競合するところがあるのでイベントとして成立しないのでは?」という声や「ビジネス的なリスクがある」みたいな声があったりでまずそういった声を説得するところから始まったため、少々時間がかかってしまいました。ただ私はイベントの主催者として単純に「NewRelicとMackerelとElasticsearch、それぞれの話聞けたらそれは有益でしょ?めっちゃ楽しいでしょ。」って気持ちが全てで、ただただ有益なアウトプットを出すことがコミュニティの活性化に繋がると思ってるし、私自身がこれを聴きたい。その想いをチームにぶつけたところ、チームのみんなが全面的に協力してくれてその結果、Mackerelのイベントとして開く事が出来ました。その想いを伝えてからは話は早くて、Elasticさんはすぐご快諾いただき、更にリクルートテクノロジーズさんが会場提供をしてくださり、トントン拍子で無事開催することが出来ました。このように多くの人によって支えられたイベントですが何より参加してくれた皆様のお陰で成立したイベントです。懇親会も含め長い時間にも関わらず参加してくれた皆様、また面白いイベントやるので是非来てください!!

最後に

今回も多くの方に支えられて開催出来たイベントです。手伝っていただいた上に懇親会スポンサーまでして頂いたElasticさん、本当にありがとうございました。また急なお願いにも関わらず講師をご快諾いただいたデジカさん、本当にありがとうございました。そして最後に遅くまで会場を提供してくれたリクルートテクノロジーズさん、最高の会場でした、ありがとうございました。今回で 会社の金で Mackerelとして色んなモニタリングを伝えて行けるということがわかったので今後も色んなモニタリングを学ぶ機会を提供していければと思います。

おまけ

来週はMackerel Dayです。Mackerel使ってる人も使ってない人もサーバモニタリングの知見の共有の場としてすごく良いイベントになると思いますのでこちらもぜひご参加ください。

mackerelio.connpass.com