X*1で反響があったので記事にする。
もし、自分がプログラマー人生をやり直すときに1冊だけ本を読ませることができるなら、やっぱこの本を自分に勧める。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2024年11月12日
今はWebでも読めるのでみんなにも読んでほしいな。https://t.co/6ueWEWUB3J pic.twitter.com/c468Szbm8S
この本、素晴らしいことがたくさん書いてあるんだけど、その中でも大切にしていることを紹介する。
理想の役割の帽子を被る
「プログラマが知るべき97のこと」という本がある。 実はこれはWebで公開されていて、全部読むことができる。 ここには世界中のプログラマが人生において大事なことを紹介してくれる。
その中で一つ、自分がとても大事にしていることを紹介する。
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ロールプレイングゲーム 著者: 関 将俊 この「帽子」の領域と時間を拡張して、いっそのこと「理想のプログラマ」を演じてしまうというのはどうでしょう。 (中略) お仕事中は淡々と理想のプログラマを演じてみましょう。本来の自分を変えるより、ずっと簡単です。迷ったら仕事だと思ってあきらめて演じてください。だって、仕事でしょ?
この言葉は id:t-wada さんも過去に紹介している。
自分はずっとこれを大事にしている。 実際に今でもそれぞれのシーン毎に理想の帽子を被り直している。 インターネットのsoudai1025、父親としての壮大、CTOとしてのsoudai、ソフトウェアエンジニアとしてのそーだい。
そうしたら結果的に本当の自分も拡張された帽子に紐づいて出来るようになってくる。 今だけはその役割の理想を演じよう。できていなくてもいい。とにかく今、理想を目指して演じることから始めること。
自分が納得して帽子を選ぶ
そしてもう一つ。 どの帽子を被るか?を決めるときに、自分が納得して帽子を選ぶこと 例えば "これは、自分でやるのがいちばん合理的だ" と思ったなら、後は覚悟を決めて、その帽子を被る。 これは故人 岩田さんがWebの記事で紹介していたことだ。
いろんなケースで自分がやることがベストとは思えなくても、まぁベターかな、最適化するとそうなるか。と思うことで帽子を被る覚悟を作っている。
終わりに
帽子を選ぶこととセットでポジションが人を育てる、というのがある。 環境が人を育てると同じような話で自分が理想を目指す結果、その姿になるわけだ。
そして最初から達人はいないし、完璧な人間などいない。 みんな自分自身の理想を目指しながら、一つ一つ現実と向き合う中で自分の役割を演じているのだ。
だから今日は「みんなに自分の学んだ大切なことを伝える係」の帽子で記事を書いた。