　力を出し切ったけど最後はfailで終了。最後の最後まで諦めずに頑張った。 Nginx力やもっとリクエストを絞り込むチューニングができていればDB、アプリケーションともにかなり余裕ができてる状況だったからScoreは伸びてたかもしれない。けど逆に言うとyokuさんとkamipoさんの力が最大限出し切れたと思うし、チームとしてはやりきったと思う。二人のDBチューニングはすごいのでコードを見てほしい。

チームとして

　どう考えてもDBのスペシャリストで固めましたってチームなので、RDBMSをチューニングして戦う前提だった。なのでやりたいこと、できることはやりきったんじゃないかなと思う。予選Scoreは残念だけど、でも充実感がある。結果がついてこなかったけど最後の1秒までチャレンジし続けれたのも良かった。チームとして最後までやりきれた。

個人の振り返りとして

　この二人と組むということは「DB以外のことは全部自分がやる」という覚悟があった。結果、今回の敗因は僕の準備不足が敗因だった。ただ次の一年までに問題を読み解く力やNGINX力、持ってなかったVarnishなどの持ち札を増やすことができるかと言われれば、日常の業務から遠いのでわからない。けどまた来年、準備してチャレンジできたらなぁと思う。普段、自分の武器で仕事をこなしてるからこそ、新たな自分の武器を磨くチャンスとしてISUCONは常に新しい課題をくれる。

最後に

　今年もシンプルでボトルネックがはっきりしていて、でもやりがいのあるすごい良問だった。 RDBMSでいうと8q・9qのロック、10qの参照、11qの更新と本当にやりがいのある問題が続いていて楽しい想い出ばかりだ。社内研修としてするならこの4部作をやるだけで本当に色んな能力がつくと思う。毎年、最高の問題を作っていただき、出題者のみなさん本当にありがとうございます。

　あと年々、運営が安定し始めててすごいと思う。Cloudformationですっと作る環境構築も良かった。ベンチマークも最後色々あったけどでも安定してたし、ログもしっかり出ていてやりやすかった。運営としての成熟を感じるので残す本戦、観戦枠としてめちゃめちゃ楽しみしてます！

　最後にチームを組んでくれたyoku0825さんとkamipoさん、最高の1日をありがとうございました。めちゃめちゃ悔しいけど、何も出来なくて負けたって話じゃなくて僕らのカラーを出した上での敗戦だと思います。こればっかりは仕方ない。また何処かで出来なかった反省会やりましょう。