WSL2でMySQLを起動するときは mysqld --daemonize を使う

　WSL2ではPID 1がinitd問題によってsystemdが起動できません。 そのため、systemctlが使えなくてMySQLが起動できないってなるのですが、yoku0825さんにやり方を教えてもらったのでメモとして残します。

そんなムズくないです。最近のmysqldには--daemonizeがあるのでそれを使えばokです

— yoku0825 (@yoku0825) 2021年8月2日

　つまりroot権限で mysqld --daemonize を叩けばOK。 ただ /var/run 配下は再起動時に /var/run/mysqld/ がなくて失敗すると思うので起動はフォルダを作って権限を付けてあげましょう。

$ mkdir  /var/run/mysqld
$ chown mysql:mysql: /var/run/mysqld
$ mysqld --daemonize

　これでMySQLがいつもどおり起動します。 yoku0825さんはMySQLのことをなんでも知ってて便利。

2021/09/12 追記

rootでたたくと

2021-09-12T09:05:51.031408Z 0 [ERROR] [MY-010123] [Server] Fatal error: Please read "Security" section of the manual to find out how to run mysqld as root!

って怒られません？ (my.cnfに
[mysqld]
user=mysql

って書いてあれば怒られませんが

— yoku0825 (@yoku0825) 2021年9月12日

僕のmysqld.conf、初期状態で
user = mysql
って書いてあるので初期状態だと怒られないっぽい。

— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2021年9月12日

自分の秘伝のタレmy.cnf使うときは気をつけましょう。