そーだいなるらくがき帳

そーだいが自由気侭に更新します。

Github projectsが実際に使えるレベルになっていたのでみんな使っていいと思う

GithubのカンバンツールであるGithub Projectsはリリースされて1年以上経っている(2018/04/10現在) 僕が当時、使えるかなって思って試した感想は下記の人とほとんど同じような感想だった。

qiita.com

以下、引用。

projectページ内でissueを作成することができないことも率直に不便を感じた :thought_balloon: issueをcloseしたり、PRがmergeされたら自動でclosedのカラムへ移動してほしい。 「自分の担当issueのみ進捗管理したい」などのニーズは容易に想定できるので、projects内のフィルタリング機能がほしい

上記に対して改善しているポイントを述べていく。

Projectsの中で作ったカードをissueに登録できる

該当のカラムの中でカードを作ることが出来る。 これはissueとは別の独立した存在でissueには登録されない。 そのため技術的な課題とは別の課題、例えば経費精算みたいなタスクでもProjectsの中で一緒に管理できる。 しかしそれとは別にカンバンを見ている中で技術的な課題に気付き、issueを作りたい事は多々ある。 その場合に画面遷移をすることなく、作ったカードをissueにすることが出来る。

issueをcloseしたり、PRがmergeされたら自動でclosedのカラムへ移動する

Githubのヘルプにもある通り、issueとプルリクのイベントに合わせて自動的にカラムを移動させることが出来る。

Configuring automation for project boards - User Documentation

Projectsを作る時、既にイベントと組み合わせられたtemplateも用意されている。 templateを使ってProjectsを作るとオーソドックスな以下のカラムができる。

  • To do
  • In progress
  • Done

もちろん、issueを作った時にProjectsを指定すればそのカードはTo doに入る。
issueをreopenしたり、プルリクと紐付けるとIn progressに入る。
issueをcloseしたり、プルリクをMargeするとDoneに入る。

Simpleなタスクの可視化としては十分なのではないだろうか。 もっと細かく自動的に移動させたいって用途には対応してない。 個人的には細かい状態はラベルを適切に貼る方がマッチするのではないかと思っている。 とりあえずこれでTrelloなどを使う理由がベンダーロックイン以外には無くなった。

projects内のフィルタリング機能が出来る

真ん中の検索窓から自分にアサインされたissueや状態に合わせて検索が出来る。 これはissueの検索のときと同じように出来るので違和感なく使えるし、やりたいことは全てできた。 ラベルでもフィルタリング出来るのでラベルを柔軟に貼るほうが使いやすくなるなと言うのはここを触った所感でもある。

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まとめ

バーンチャートとかは無いけどマイルストーンを設定できるし(設定するのがだるくて使ってないけど)思ったより、Githubで完結出来る感触を得た。 例えば受託開発とかならGithubのProject単位で作れるし、チーム開発ならOrganizationに属した複数のリポジトリをまとめる統括的なProjectsも作れる。 普通に使えそうだなって印象を受けたのだけど検索すると日本語情報少ないので使われてないのか既に一般的なのかわからないので記事にした。 今から選ぶ選択肢として十分入ると思う。 ということで前職ではZenhubを使っていて、個人ではTrelloを使っていたのだけど今回はGithub Projectsを使ってみる。