失敗から学べることがアジャイルの本質。 最近学んだのでホテルの朝食ビュッフェからアジャイル開発を伝授する。
ビックバンリリースを避ける
バイキング形式であるあるなのだけど、初手で取りすぎて後から食べようと思ったデザートなどの余力が残せない。 また多めに取った唐揚げが思ったのと違って箸が進まない。 このようなことを防ぐため、バッチサイズは小さくする必要がある。つまり1品1~2口程度の量に抑えて気になるメニューをピックアップしていくと良い。
美味しいなと思ったら2~3周とイテレーションを回せばよいのだ。 小さく始める。これはアジャイルの基本であり、バイキング形式の朝食の基本。
優先順位をつける
食べたいものは何か、を最初に知るためにもまず広く、深くIssue(品)を見て回ることが重要。 ドメインを知り、解くべきIssueに優先順位をつけるのだ。 つまり実行よりも計画が先。 計画をした上で小さくイテレーションを回すことが重要なのである。 無計画に眼の前のIssueを倒せば良いというわけではない。
自分の限界を知る
そうは言っても難しいものは難しい。 普段から自分の食べれる量を定量的に把握しておくべき。 つまりそれがベロシティである。
まとめ
アジャイルは開発だけでなく、人生の様々なところで学ぶことができる。 このようにソフトウェアエンジニアは具体から抽象化する能力が求められるのである。