これは元々社内ブログの記事なんだけど、テキストコミュニケーションについていろんなところで話すことが多いのでここに残す。
結論
- 背景をしっかり整えてから本題を説明するようにしよう
- 省略しない
- お互いのスコープやフォーカスを最初に整理する
- 仮説と事実をちゃんと分けて明記して条件を整える
- お互いの知っていること、知りたいこと、わかってないことをちゃんと分けて整理する
- ボール交換が3往復以上したら同期的なコミュニケーションとして15分くらいとってすぐ会話する
要約
- ローコンテキストなコミュニケーションをしよう!
- 意外とみんな 相手の背景 を知らない
- レスポンスで貰いたいものを明確にしよう!
参考資料
リモートワークにおけるファシリテーションの方法論[増補版]_COPILOT
部下や上司へのフィードバックに有効な「SBIモデル」とは? - 株式会社インヴィニオ
説明
SBIモデル
SBIモデルとは
SBIモデルとは、Situation-Behavior-Impact(状況-行動-影響)を示しており、状況(Situation)を明確に把握し、観察された特定の行動(Behavior)を説明し、当事者の行動が周囲に与えた影響(Impact)を説明するためのモデルです。
SBIモデルを活用する際は、結果である影響(Impact)を伝えるだけにならないように注意し、状況(Situation)と具体的な行動(Behavior)に関する情報を用いて、会話が双方向になるように意識するとより効果的です。
引用元 : Gitlab本から学んだこと - そーだいなるプレイバック / gitlab-book
引用元 : 適切な問題設定と小さくリリースするということ / release small
ペンドルトン型
- ペンドルトン型とは
- 何について話すのかを明確にする
- 良かった点・うまくいった点について話す
- 良かった点・うまくいった点をほめる
- 次回もっと良くなる点について話す
- 補足でさらに改善点があれば伝える
- とるべき/変えるべき行動について話す
- 行動計画について改善の議論をする/承認する
- 行動計画やフィードバックの要点について振り返る
何を話すか最初に明確にするのが大事(コミュニケーションの目的をハッキリさせる)
例:名古屋の入札の件のリソース配分について2つ考えてきたので決めて欲しいです。 そのために必要だと思っている情報は~、プランはAとBが~、でどちらがいいでしょうか?
引用元 : フィードバックの主な型(種類)とは? メリット、具体例 - カオナビ人事用語集
これは提案のレベルをあげることにもつながる。
よくわからないな?と思ったら
相手と自分のスコープがすり合わせてないことが大半なので、ここまで紹介した方法を踏まえながら、自分は思っていること、事実、仮定にわけて認識があっているか確認すると良い。
それでもうまく行かないなってなったら
同期的な会話しましょう。3回やり取りして、ゴールが見えない場合はmeetやZoomでもなんでも良いので会話する、が良い。
例:ちょっとテキストでやり取り難しいので会話していいですか?
このときに大事なのはSlackに会話のまとめを書く
まとめ
コミュニケーションの本質はテキストも音声も本質的には差はなくて、情報量の違いなので、ちゃんとそこを整理して伝えることを意識すれば良くなる。 ただし、コミュニケーションは双方向なので一方通行になりやすいのでお互い意識することが大事なので、場合によってはこの記事をまず相手に渡して、「自分はこのようなコミュニケーションを意識するのでそちらもよろしくお願いします。」から始めるのもよい。
そういう用途のためにこの記事をここに書いた。