そーだいなるらくがき帳

そーだいが自由気侭に更新します。

海外で登壇するということ

はじめに

先日、台湾で開催される大規模カンファレンス、COSCUPに参加してきた。

coscup.org

力作のアーキテクチャ図、頑張ったのでここで共有しておきます

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登壇について

はじめての海外登壇、もちろん英語ということでかなり練習したけどそれでも緊張した。 初めての登壇は何事も緊張するし、どんなに練習しても完成しないということを学んだ。

以下、登壇の反省点

アイスブレイク

スライドを分かる通り、聴衆へのアイスブレイクとしては狙い通り冒頭の絵で笑わすことに成功した。 しかし、自分自身のアイスブレイクには失敗した。 笑わせたことで安心したり、深呼吸できたら良かったけど緊張感を持ったまま進んでしまった。 アイスブレイクには2つある。聴衆とスピーカー。ということ学んだ。

早口になる

素振りしまくった結果、ある程度暗記してしまった。 そうなると次は緊張してるとガンガン進んでしまう。 もっと聴衆のペースに合わせてゆっくり話すべきだった。 特にアーキテクチャや新機能もっとしっかり説明すべきだった。

数字を日本語で言ってしまう。

MySQL 8 これは意識していたのだけど、実行時間の 200 times faster! !ニヒャク times faster! ! と言ってしまった。 数字、意識しないと母国語で喋ってしまうのでカンペにちゃんと英語で書くべきだった。 しかも自分で気づいてなかった。

その前のテンミリオンレコードは言えただけに残念である。

絵をもっと増やすべきだった

僕のstyleは文字をバーンと出すstyleのなのだけど、もっと吹き出しを使うとか喋ってるところにボールドをかけるなど工夫をすればよかった。 これは海外関係なく、日本でも意識すべきなのだけど「英語でしゃべる」ことに注力しすぎてスライド自体のクオリティが下がってしまったなという反省。

海外だからこそデモにすべき

デモは言葉の壁を超える。 だからこそ、デモをすべきだったなと思う。 マルチソースレプリケーション、マルチマスターなんかは図面だけでなく、実際のユースケースを示すべきだったし、JSON型の話こそデモ向きであった。 ビビってしまってテキストに逃げてしまった。 せめて動画を用意すればよかった。

ざっと反省点としてはこの辺。

海外で登壇してわかったこと

海外でのアウトプットにおける自分の課題が見えた。 もちろんそれはそうなのだけど、海外に目を向けるとやっぱコミュニケーションを取る人の量が圧倒的の増える。 自分の技術力、国内ではこれくらいだけど海外ではどうなんだろう?みたいなこと考えることがあると思う。 よく言われることだけど実際に自分は国内でそこそこ上の方なら海外でもまぁ上の方なんだなと肌で感じることができた。 これは日本が「母国語でちゃんと学べる稀有な場所である」というのもあるとは思う。 台湾ではほとんど母国語で技術書が出てないので英語を読まざる得ないとのこと。 だから優秀なエンジニアは英語が出来る。 これは良し悪しあるとは思うけど、その分、平均値みたいなところは日本が高いかも知れないなとは感じた。 みんなもっと自信を持っていい。

他にはコミュニケーションは難しいけどまぁ意外となんとかなる。 特に台湾人はめちゃめちゃいい人ばかりなのでこっちが頑張って伝えようとすると付き合ってくれる。 2時間くらいディナーを台湾人3人としたけど色んな話を聞けて勉強になったし、楽しかった。

最後に

自分はグローバルで活躍できる人材か?ってことはわからないけど多くの人とコミュニケーションを取ることはとても人生を豊かにする。 価値観や文化が違ったりすれば尚更だ。 だからこそ、もっと多くの人とコミュニケーションを取るべきだなと感じた。 テキストコミュニケーションは翻訳もあるのだし、怖気づく必要はないし、国内でも出来ることはあるので積極的に機会を作っていこうと思う。 だから年一ではこうやって海外で喋るってことを大切にしていく。