この記事は Mackerel プラグインアドベントカレンダー(全部CRE) の19日目です。
それでは19日目は check-ntservice
です。
check-ntserviceはWindowsのNTサービスをチェックしてくれるプラグインです。
インストールと設定手順
至れり尽くせりなので公式ドキュメントに手順が書いてあるのじゃ!!
Windowsのmackerel-agentをインストールするとcheck-ntserviceも一緒に同梱されています。
使い方
check-ntserviceの使い方はREADME.mdに書いてあるとおり、監視したいサービス名を指定するだけです。 オプションの一覧がなかったので記載します。
# check-ntservice.exe /h Usage: check-ntservice.exe [OPTIONS] Application Options: /s, /service-name: service name /l, /list-service list service Help Options: /? Show this help message /h, /help Show this help message
またヘルプにもある通り /l
を指定すると対象のサービスの名前が一覧表示されます。
なんでcheck-procsじゃダメなの?
check-procsはWindows版も用意されています。 実はNTサービスとプロセスはWindowsの場合、別々に監視する必要があります。 実際にIISなどNTサービスには存在するがプロセスでは存在しないサービスが居るため、Mackerelではそれぞれのプラグインを用意しています。
Windows版はどんなプラグインが同梱されてるの?
2017/12/18 現在は下記のプラグインが同梱されています。
- check-log
- check-procs
- check-ntservice
- check-windows-eventlog
- check-tcp
- mackerel-plugin-windows-server-sessions
この他の公式プラグインをWindowsで使いたい場合は自分でbuildする必要があります。 check-logやcheck-tcpなどアドベントカレンダーで紹介した内容そのまま同じように使うことができます。 この辺はgolangで作られているメリットですね! またインストールされているWindowsのプラグインの一覧は下記のファイルで確認することができます。
mackerel-agent/pluginlist.txt at master · mackerelio/mackerel-agent · GitHub