Classi Advent Calendar 2020 の9日目の担当の id:Soudai です。 昨日は @nagatashinya さんでした。
今日はClassiの業務委託先としてのそーだいさんの関わり方をお話していきます。
そーだいなる一日
まずはどのような一日を過ごしているかお伝えします。
業務開始
Classiは元々オフィスに集まるスタイルの会社でしたが昨今の事情にいち早く適応し、今はリモートメインの働き方が可能*1になってます。 私は基本リモートで自宅、または自分のオフィスから仕事をしているので出社していません。そのためSlackのチームチャンネルやtimesで業務開始の挨拶をしています。 9:00 ジャストだから「そーだいさん、また自動投稿仕込んでるでしょ?」って思う人もいるかもしれませんがちゃんと手動です。 仕込む場合はランダムにしますよそこは!(止めましょう
一日の予定を決める
私がClassiでお手伝いしていることは大きく3つです。
- データベースリファクタリングプロジェクトのリーダー役
- 技術的なフォローや業務改善の提案などサポート役
- VPoE、VPoTの相談役
もちろん、他社さんのお手伝いもしているのでまずは一日の予定を決めます。 自分の場合は専用のプライベートリポジトリに今日の予定タスクを列挙しています。 Classiはesaを使った日報文化があるのだけど、自分の場合はClassi以外のタスクもあるので毎日こうやって整理してます。 一日の終わりには日報にはコメントで感想やタスクが倒せなかった場合の理由の振り返りなども書いてcloseしてます。 中長期的なタスクはもちろん別issueにしています。
家事を合間に挟みながら仕事ができることもリモートワークのメリットですね。 今も洗濯物が回っています。
具体的にどんな仕事をしているの?
みなさんの気になる仕事の内容ですが業務委託という壁を感じることなく、メンバーとして活動しています。
例えばデータベースリファクタリング、エンジニアの皆さんならその難しさ、大変さは重々承知だと思います。 前回の振り返りブログでも想いを綴ったけど、4月の大障害の反省を本当に活かして、そして前に進んでいます。 多分来年のどこかで中間報告のデータベースリファクタリングの軌跡をテックブログあたりに書くんじゃないかな。
Classiはみんなも興味があるのは例の事件や障害だと思う。 自分は実は2月からいて、その全容を見てた。 その時は外部講師的なポジションでチームを救うことができず、無力を感じた結果、今はより良くしていくためにチームメンバーの1人として開発に参加してる。 現場はみんなの想像通り、いや想像以上に頑張ってるし、とても真摯に問題に向き合っている。 この数ヶ月で改善出来たことも沢山あるし、組織レベルで改革していくぞ!って意思も高まり、業種関係なく、全員が教育に本気で向き合っている。 プロダクトに対する愛とか熱量みたいなものは今まで関わった会社の中でも1,2を争うほど強い。
データベースリファクタリングのリーダーは本当に設計・開発の根底をガッツリ任されて*2いるし、よく言われるコンウェイの法則の影響をデータベースは色濃く受けやすいこともあって、チーム作りや組織作りにも積極的に関わっています。 業務改善なんかもその延長ですね。 そんな中、プロダクト開発に関わってるメンバーのみんながとても優秀でこの無理難題を前に進めれているのは本当に仲間に恵まれたなって感じる日々です。
実際に成果も出始めていて、そういう報告を適宜パブリックで報告しているのところもプロダクトに真摯だなと感じています。
画像引用元:Classiサービスの最新状況について(9月度) | Classi(クラッシー) - 新しい学びが広がる未来の教育プラットフォームを創る
技術的なフォローはSlack、Github以外にもesaにポエムを投稿したりしてます。 この続きが気になる人は是非ClassiにJOINしましょう! 他にも素晴らしい記事が沢山あります。
VPoE、VPoTの相談役というとカッコイイけど、もともとしんぺいさんとは友達だし、かしこまった感じではなくて、軽い感じでやっています。
それと、そーだいさん(id:Soudai)が手伝いに来てくれてることもかなり大きい。そーだいさんの声くらい大きい。そーだいさんはぼくが困ったとき、悩んでるときに組織マネジメントの先輩としてすごく真剣に相談に乗ってくれる。その安心感も、ぼくがVPoTを引き受ける後押しをしてくれた。
こういってもらえる程度にはお互いに信頼した関係を築けてると思うし、業務委託として仕事をする上で信頼関係はとても大事だなぁと考えています。
社員固有の制約を無視できる
こんな日々を過ごしていく中で業務委託であるメリットは何があるでしょうか。 契約する会社側からすると契約の終了がやりやすい、必要な工数を調整しやすいなどがありますが、業務委託として参加する側のメリットもお伝えしていきます。
その中で社員固有の制約を無視できるのは大事なポイントです。 一番わかり易いの労働基準法だったり、政治だったり。 もちろん多少の影響はあるのですが、その中でも重要なのは外野だからこそ、気兼ねなく言えるという点ではないでしょうか。 言いたいことが今後の人間関係に影響があるかもと思うと言えない、そこまで言うなら自分でやってよ、みたいなケースないですか?なんと業務委託なら簡単言えます。*3
また発言以外にも例えば裁量がほしい、となるとロールとセットという場合は珍しくありません。 例えば開発における全裁量を持つ!となったとき、その人にはCTOというロールがセットされる会社が多いのではないでしょうか。 この場合、悩ましいのは開発そのものにフォーカスしたいが、組織作り、評価、勤怠管理、予算管理、偉い人会議(!?)、偉い人用報告資料作成(!??)、メンバーのお悩み相談など様々なタスクが生まれてきます。*4 そういったロールに紐付いたタスクを取り払い、裁量と課題解決だけにフォーカスしやすいのはメリットです。
先程の通り、既存にない仕組みを導入する場合などは社員の場合は多くの変更が必要になることが多いのですが、業務委託の場合は影響範囲を極小化でき、また失敗したら最悪契約解除することで損切りしやすいなどの会社側のメリットも多いため、このように深く課題にフォーカスしたり、注力できるところは業務委託のメリットです。
有給がない
合わせて業務委託の最近感じているデメリットは有給が無いです。 自分で調整するしかないと思うのですが、気軽に休みにくくはなったなぁとは思います。
成果を焦らない
最後にリモートワークがメインになったみなさんへのアドバイスで締めたいと思います。 リモートワークがメインの場所に業務委託、中途入社問わず、新たな環境で成果を出すことはとても難しいです。 ブルックスの法則でも成果が出るようになるまで3ヶ月はかかる、と言われていますが、多くの現場を見ていての私の感覚では、リモートワークでの働き方が整備されていない会社であれば、その倍の6ヶ月はかかると感じています。
まず最初にズバッと成果を出したい!という気持ちはとてもわかります。ですがそこは焦らず、チームを信じましょう。 Classiは信じるに値する良いチームですし、そして相互にメンバーを信じています。
最後に
いかがでしたか?明日はkasaharuさんがいい話を書いてくれます。 それでは引き続き、Classi Advent Calendar 2020 をお楽しみください。