そーだいなるらくがき帳

そーだいが自由気侭に更新します。

PostgreSQLのアップデートのすゝめ

って話を中国地方DB勉強会 in 倉吉でしてきました。

dbstudychugoku.github.io

当日の資料はこちら。

中国地方DB勉強会のサイトにいくとMySQLのバージョンアップの話もあります。 Oracleの山崎さんが作ってくれた最高の資料も合わせて読んでください。 理由はPostgteSQLもMySQL事前の準備がめちゃめちゃ大切 です。 そのノウハウについてMySQLベースで書いてありますのでぜひ読みましょう。

実際にやること

まずバージョンアップする対象のバージョンを決めましょう。 最新版まで行くのか、一つだけ上げるのか?でも違ってきます。 当然、差分は小さい方がいいので定期的にバージョンアップして、1つ1つ上げていくほうが簡単です。

実際にやると決めたらまずはリリースノートを読みましょう。バージョンアップの注意点も書いてあります。 数個一気にメジャーバージョンアップする場合はメジャーバージョンアップ毎の差分を見るだけでいいと思います。 基本的にマイナーバージョンアップはバグフィックスで振る舞いは変わりません。 ちなみに普通にORMから使っている程度なら気軽に上げてもらっても構いません。

アプリケーションへの影響範囲などをリリースノートから把握したら次はバージョンアップの手段を決めましょう。 手法の違いはスライドの中で説明しているので割愛しますが実際、メンテナンス時間が取れれば多くの問題は解決するのでメンテナンス時間を止めるようにしましょう。

あとはしっかり事前に素振りをしましょう。 何度やっても予想外なことは起こるし、本番は独特の問題があったりします。 そうやって事前に準備したらあとは覚悟をするだけです。

まとめ

PostgreSQLに限らず、メジャーバージョンアップすると多くの恩恵があります。 セキュリティ的な問題もあるので塩漬けにせず、定期的にあげていきましょう。 いきなり3つ4つのメジャーバージョンアップするより、絶対に1つ1つのバージョンアップするほうがいいですし、バージョンアップすればするほど選択肢が増えます。 このようにRDBMSのバージョンアップはネガティブになりがちなのですが、必ず出来ることなのでぜひバージョンアップしていきましょう。